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ショップカード兼ポイントカード【Dazzle Nail】様

今日もDROの電話が鳴る

ネイルサロンのダズルネイル様から、
ショップカード兼ポイントカードを作りたいとお問い合わせ。
「webで弊社を見つけた」そうです。ありがとうございます!
紙は一般的な物で、とのことでしたので、
お問い合わせいただいたタイミングではコート紙180kgでざっくりお値段をお伝えしました。

打ち合わせしながら具体化していきます

コート紙でお見積もりしたものの、ご来店打ち合わせの中で
・3年の有効期限のカード
・両面ともモノクロがいい
・スタンプを押す
・若すぎないかっこいいデザインがいい
・かわいさはいらない
などの詳細をお聞かせいただけたので、

①長く使うのでもう少し丈夫な紙で
②スタンプを押したときのインクの乗りがいい紙
③モノクロでも安っぽく見えにくい紙
・・・をいくつかご提案しました。

候補の中から黒い厚紙「ディープマット ブラック220kg」で手を停めたお客様。

この紙に決まりました。
今だから後出しで書いてしまいますが、打ち合わせを聞いていたこの紙が「俺の出番ー!」って叫んでいましたよ。

ディープマットというシリーズ紙の特徴としては、
深みのあるカラーラインナップ、しっかりしたコシ、
紙の質感はしっかりありつつもラフすぎずなめらかな手触り。
実は古紙を配合しており環境負荷も少ない愛すべき紙です。

デザイン案を提出します

今回は黒色に銀色と白色で印刷を施します。
華美なデザインが好みではないというオーナーさん。
必要な情報をくっきりはっきりシンプルに配置したデザインに決まりました。

ちなみにマニアックな知識ですが、CMYKでないパターンの製版データはこんな感じで作ります。

黒いところにインクが乗るので、データ上は白黒反転して見えるんです。
慣れないとちょっと混乱します・・・!

印刷があがってきた

出来上がったのがこちら。
じゃーん。


↑こちらは表面、シルバー一色刷りです。


↑裏面、ホワイト一色刷りです。

先ほどのデータがきちんとシルバーと白のインクに置き換えられて、
印刷の黒ベタでは絶対再現できない、かっこいいカードが出来上がりました。
シルバーも白も特殊カラーですが、やはり濃色の紙にとても映えます。
お客様にも気に入っていただけたようで何よりです。

え?シルバー感、わかりづらいですか?

ムリヤリ湾曲させてみました。伝われ!このいぶし銀!

・・・画像でこの魅力を正確にお伝えするのがなかなか難しいので、ご興味ある方はご来店下さい。
実物をお見せできます。
ちなみに、ゴールドもできます。
もっとギラギラさせたければ箔押しもできます。

知っておくべきこと

このショップカードのご留意点として、日付書き込みの欄は白場にしたのですが、
こういう印刷部分の上は普通の水性ぺンで描きこむとなかなかインクが乾かないんです。
カードをしまう際にインクがお財布についてしまうといけないので、油性ペンで記入していただければOKです!

あとはQRコードはシルバー印刷面なので、暗いところでは反射が足りず読み込みにくい事があります。
明るいところでの読み込みチェックは検品時に済ませていますのでご安心ください。
検品時のQRチェックはいつもドキドキするところです。

印刷物は楽しい

本気で紙や印刷手法にこだわると天井なしにコストがあがりますが、
ちょっとした工夫や妥協点を見つけることで面白い印刷物はいろいろ作れます。
今回も特殊仕様ではありますが、両面とも1色の印刷でしたのでコストも大幅には上がらずにすみました。
特殊印刷フェチの古屋的には大変楽しいお仕事でした。
ダズルネイル様、この度は弊社にお声がけいただきどうもありがとうございました。

似た仕様でツールをおつくりになりたいというお問い合わせ、お待ちしております!

ダズルネイル様のご紹介

今回のクライアントであるダズルネイル様は、
高級ネイルポリッシュの代名詞ともいえるあのOPIのOPI JAPAN認定サロン 兼 スクールです。
高品質な施術を提供するネイルサロンとしてはもちろん、エデュケーターのオーナー様がネイリストを目指す方へ、
技術はもちろん効率よく施術を行うテクニックやネイルサービスの基本から応用までしっかりと教えてくださいます。
いずれもご興味のある方はダズルネイル様までお問い合わせください。
まずはインスタを見るだけでもキレイで気分があがりますよ!笑

DazzleNail<ダズルネイル>
電話:055-919-2712
http://dazzle-jp.com
Instagram:dazzle.nm

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